十津川温泉旅行 ジムニー編
久しぶりにわが愛車「ジムニー」を駆って旅行。
本日の行き先は、十津川温泉。
奈良と和歌山の県境に近い場所。近年は水害が多発して、道路封鎖のため迂回を余儀なくされることが多々あったのですが。
道路環境がここ数年で飛躍的によくなり、時間短縮で快適にドライブできるようになりました。
とはいえなかなかの山坂道、クネクネ状態の地道も多く、慎重なドライブが必要です。
早速ですが、昼食。谷瀬のつり橋を超えたところに168号線沿いにおいしい蕎麦屋があります。
休日の昼間は席待ちが発生します。その「風庵」でざるそば定食をいただき、しばし休憩。
その後一気に温泉宿へと168号線を下ります。
途中前から気になる「笹ノ滝」はこちらの看板。なんでも日本100名滝のひとつだそう。
相方から行ってみたいとのことで、宿のチェックインまで時間もあるし、ハンドルを切り向かうことに。
15km先ということなのですが、道がなかなか狭い。舗装はしているが、林道の様相。
集落も所々にあるので生活道路ではあるのでしょうが。
途中赤い橋脚を渡りきったところで写真を撮っていると、通学バスがやってきました。
学生さんが数人乗っています。こんな山奥からご苦労様と言いつつ、バスについて先に進みます、ラッキー。
バスも全員を降ろし、来た道を戻っていきます。先が読めないので、対向車来るなと願いながら、どんどん進んで行きます。
ようやくたどり着いたところに「笹の滝」徒歩ルートの案内がありました。
その先に現れたのは、壮大な迫力の滝でした
しばし圧倒され見惚れてしまいました。心地よいシャワーをあびて命の洗濯と癒しの時間を共有できました。
滝直前のルートはかなり河原の石が滑るので、ソールがフラットなスニーカーでも転倒されていましたので注意が必要です。
名残惜しみながらも168号線に戻ることに。
途中のエリアでも撮影のために停めたら、二段の滝を見つけてラッキーでした。
行きより帰りのほうがスムーズに、また距離が短く感じますよね。
168号線をさらに十津川温泉に向けて走ります。
わが64ジムニー、ショックはタニグチのSOLVE14で、現水力4段階可変式のショックにこれもタニグチのスプリングで固め、20mmアップさせています。
今回フロントを11、リアを12まで固めていった。かなりハードな足回り、アスファルトの小さなギャップをよく拾うようになり、やや乗り心地に突き上げ感が増してきた。
重心が高いしスプリングが緩やかなので、これ以上締める効果は薄いかな。
普段のアスファルト上はフロント10、リア11がいいかもしれません。
そろそろ温泉旅館街に近づき、目的の宿に到着。宿の名前は、十津川温泉静響の宿「山水」。
さっそく温泉に浸かります。
ここの温泉は男女入れ替え制の露天風呂と貸し切り風呂があり、すべて源泉かけ流し。
温泉案内によると
泉質は炭酸水素塩泉([十津川温泉]ナトリウム-炭酸水素塩泉)
2004年、十津川村は全国で初めて「源泉かけ流し宣言」をした村です。
村の温泉施設すべてが、お湯の循環、再利用を一切せず、沸かさず、塩素消毒をせず、薄めず、「ほんまもんの温泉」をこんこんとかけ流しています。これは、十津川村の豊富な湯量だからできる、極めて贅沢な極上の温泉です。また、湯泉地温泉・十津川温泉・上湯温泉は、すべて「美肌の湯」の泉質を持っています。
とにかく温度といい、お湯の質といい、雰囲気といい最高です。
夜遅くに入った露天風呂の寝湯からの満点の星空、川のせせらぎ、カエルの鳴き声、たっぷり過ぎる食事。
すべて心地よく時間が過ぎて行きました。
続く