さらばわが愛車
愛車との別れはやはり寂しいものだ。
9年間共にしてきたわが愛車スバルBRZ。
迷いに迷ったここ数か月、とうとう決断しました。
思えば2012年の春、クルマ雑誌を賑わしたトヨタ86とスバルBRZ。
久々のコンパクトスポーツカーということで、注目を浴びました。
当初私はトヨタのこの「86」という名前に違和感を抱きました。
というのも私は当時そのAE86「スプリンター・トレノGT APEX」に乗っていたからなんです。
いくら「頭文字D」で人気が再燃したとはいえ、ネーミングが安易すぎないか。
型式番号であった86をあえて名前にするほどのノスタルジックな思いはありませんでした。
それなら「トレノ」、「レビン」のほうがよかったのではと思いました。
とはいえ、このタイプのクルマが売れない現状に、思い切った発表にわくわく感が沸き起こりました。
ここ30年はスバル派の私は、にわかにBRZに注目しだしました。
当時の愛車はレガシィ・ツーリングワゴンGT、BP5型。
7年目になっていましたが、それまで私が乗り継いできたクルマの中ではベストワン!でした。
おそらく人生最後のスポーツカーの選択になるかとBRZに乗り換えることにしたのですが、なんと納車まで8か月待ちとなっていました。
まあレガシィであっても、全く問題ないので待つことにしました。
そして漸く2012年11月下旬に納車となりました。
あれから9年、ワクワクする存在として日々が楽しくなっていました。
次回の車検が迫る中悩みました。相当部品などに手を入れなければならないようで、果たしてそこまでしてこの先維持していきたいか、ということです。
ここ数か月は狙っているクルマとBRZ維持とで揺れ動く心。
それは次回の相棒の紹介で明かしていきたいです。