こんな料理を作ってみた Vol au Vent 海の幸のクリーム煮
最近ふと思い出したのですが、昔フランス料理で「海の幸クリーム煮パイ包み」というのがありました。
フランス語でVol au Vent (ヴォロヴァン)という料理で、シェフが作られているのを横でじっと見つめていたころのことを思い出したのです。
1980年代の話です。
以前自己流で何度か自宅の夕食に提供して、家族からおいしいと好評だったので、久しぶりに作ってみることにしました。
この料理ネットで調べてみると京王プラザホテル札幌さんが、メニューに載せておられるようです。
ただしパイケースではなく、キャセロールに蓋をする形でパイ生地をかぶせ、オーブン焼きされているようですが。
私たちの基本レシピを思い出してみました。
材料はホタテ、白身魚切り身、シュリンプなどの魚介類。
パイで作ったケース、エシャロット、フュメドポワソン、ベシャメル、白ワイン。
フライパンでアッセした少量のエシャロットをオイルで軽く炒め、一口大の魚介類をいれ、白ワインでポッシェ。
フュメとベシャメルと生クリームを合わせ味塩コショウで味を調え、パイケースに移して完成。
このような流れだったかと。
パイケース、フュメやベシャメルなど作るのにも時間がかかるので、今回はなんちゃってヴォロヴァンを作ることにします。
使うのはこれ
キャンベルのクラムチャウダー。
キャンプなどでも簡単に美味しくスープとしてもシチューにしてもドリヤなども手軽にできるので重宝しています。
パイケースも最近は売っているようなのですが、今回はパンを使ってみました。
器になるような丸いフランスパンを探しましたが、あいにくなかったのでカンパーニュというのを購入。
今回は3人分を作るのでこれを三等分しました。
魚介の具材はホタテとサーモン切り身、小エビを購入。スープ本体にも具材が入っているのでこれだけでもいいかな。
これを白ワインでポッシェ。
別の鍋にクラムチャウダーを1.5缶分と牛乳を混ぜて煮込みます。
火の通った具材にスープを合わせます。
味を調えますが、このキャンベルのクラムチャウダーは塩辛い感じがするので控えめに。
パンをケース状に中身をカットし、トースターで焼きます。
焼いたパンを皿に盛りその上から出来上がったクリーム煮を盛りつけます。
どうでしょうか、それっぽい雰囲気がでましたね。
これを作ると家族から好評なので、一度試されてはいかがでしょうか。